元気な野菜には虫は食わない
いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。
以前にブログでもご紹介させて頂きましたが、「健康に育ったお野菜は虫がつかない」と、いうことを本日、私自身が体験致しました。
今年から農業経験全くゼロから始めた家庭菜園、化学肥料や農薬は勿論のこと、有機肥料も使わず、どれだけのお野菜が育つのかを実体験中です。
それは、本来の土壌、微生物がちゃんと活動し、自然の循環にそった土壌に戻すことが一つの目的です。
微生物たちが活動するためには、土壌には有機物のほか、特にミネラルが必要です。
そう、ミネラルは、汚染された土壌の浄化だけではなく、健康な野菜が育つには絶対欠かせないのです。
ミネラル豊富な土壌であれば、栄養十分な健康なお野菜が育ちます。
こちらは、今日収穫したレタスです。

そして、畑でのレタスたちの様子はこんな感じです。

とても、生き生きと育ってくれているのが、お分かり頂けますでしょうか?
余談ですが、早速食べてみましたら、昔懐かしいような、とても自然で濃厚な味がしました。
ところで、なぜ虫がつくお野菜と、そうでないお野菜の差ができるのか、ご存知ですか?
その理由は、2つあります。
1、土壌が枯れている。
野菜が育つための土壌に十分な栄養分がなければ、野菜は健康に育つことができません。弱い野菜は害虫の格好の餌食になりますので、虫食いだらけになってしまうほか、味も栄養も落ちます。
2、偏った栄養過多な土壌
肥料のやりすぎは逆効果になります。肥料にはチッ素、リン酸、カリウムの三大要素が含まれています。このなかで、チッ素はタンパク質を作り出して野菜を成長させる重要な養分です。しかし、チッ素が多すぎてしまうと、今度はタンパク質合成前のアミノ酸が増えすぎてしまいます。糖分同様、アミノ酸が多い野菜も害虫は好んで食べます。
そこで、私が利用している農業用ミネラルは、本来の土壌のミネラルバランスを整えてくれるため、栄養過多になることもなく、土壌を豊かにしてくれる効果があります。

その上、連作を行うことも可能です。
土壌には約45種類くらいのミネラルが必要と言われています。
しかし、実際、肥料として与えるミネラルは、チッ素、リン酸、カリウム位です。
それは、野菜の成長を促すための肥料を与えることにばかり着目するから、土壌のバランスを崩すことに繋がっているのだと思います。
それよりも本来のサイクルに沿った土壌作りをすることで、肥料や農薬に頼らず、健康な野菜、そして、それを食する私たちも健康になれるのではと思います。