どんなサプリを選んだら良い?

いつもたくさんの方々にご覧頂きまして、誠にありがとうございます。

だんだんと冬将軍の訪れを肌で感じる今日この頃ですが、みな様いかがお過ごしでしょうか。

12月は忘年会シーズンということもあり、ついつい飲み過ぎや食べ過ぎになってしまいがちですが、やはり気になるのは、身心の健康ではないかと思います。

別段どこが悪いわけではないけれど、なんだか不調を感じるということも多々あると思います。

薬を飲むほどではないし、出来れば手軽に健康を維持していきたいと願う方は多いのではないでしょうか。

そんな時に、手軽に摂れるサプリ(サプリメント)を利用されることも選択肢の一つとなりますよね。

しかし、多種多様なサプリが販売されている昨今、どのようなサプリを選んだら良いのかを少し検証してみたいと思います。

同じ成分が入っていると思わしきサプリですが、価格帯や含有量など様々で、何が良いのか迷われたことはないでしょうか。

価格にしても値段が高いと効能も多く有るのかなっと思いがちですし、逆にちょっと試すくらいだから安い価格帯で良いかなっと思ったりされたことはありませんか。

しかし、実際そもそも、記載されている成分が表示通りに入っていなかったり、ひどい商品だと全く検出されないという事実もあるようです。

特に、どの会社が製造・販売しているのか、その会社の所在地やホームページさえ確認できないところも最近は結構数多く見受けられ、これはとても要注意の対象です。

ですので、まず、信用のおける会社が製造販売しているのかを確認することが大切だと思います。

特に海外物だととてもわかり辛いですし、もしものことがあった場合、返品返金など、ちゃんとした対応も行ってもらえないケースもあります。

そして選択の目安に、どんな認証を取っているかを確認することも大切です。

そんなことで、主な認証機関や役割についてご紹介します。

まず、メディアでもよく見聞きするトクホ(特定保健用食品)機能性表示食品の違いについてから。

【特定保健用食品(トクホ)

特定保健用食品(トクホ)は有効性や安全性について国が審議を行い、消費者庁長官が許可を与えた食品です。

(有効性/機能性・安全性の評価)

最終製品によるヒトでの試験を実施し、科学的に根拠を示す必要があります。

【機能性表示食品】

機能性表示食品は、有効性や安全性の根拠に関する情報等を消費者庁へ届出ることで、事業者の責任で機能性の表示をする食品です。

(有効性/機能性・安全性の評価)

最終製品によるヒトでの試験または文献や論文を引用することによって、科学的に根拠を示す必要があります。

ただし、国が審議を行い、消費者庁長官の許可を受けたものではありません。

このように消費者庁が認可の有無や有効性、安全性、などの評価の仕方に違いがあります。

とはいえ、決して機能性表示食品ではだめであるとは限りません。

それは、科学的根拠に基づく機能が期待できるからです。

機能性表示食品に表示されている機能は、商品を販売する事業者の責任において科学的根拠が証明されているため、ある意味信頼性が高いといえます。

また、審査がないとはいえ、その機能性は消費者庁にも認められており、一定の効果が期待できると言えるでしょう。

そして、機能性表示食品には食品の機能性や効果が表示されているため、その食品が何に良いのか、どんな人に向いているのかを簡単に知ることも可能です。

これにより、複数の商品の中から自分にとって最適な商品を選べますし、購入してから「この商品ではなかった」と後悔することも少ないと思います。

次に、世界での主だった認証機関について。

【インフォームドチョイス】

インフォームドチョイスは、サプリメント製品に世界アンチ・ドーピング機構(WADA)により、スポーツで使用が禁止されている物質による予期せぬ汚染が起きていないことを確認するために開発された、スポーツ栄養製品のための世界的な品質保証プログラムです。

インフォームドチョイスのロゴ、あるいはその説明がパッケージに表示されている製品は、使用禁止物質について定期的に検査されています。

インフォームドチョイスは、世界有数のアンチ・ドーピング研究所の一つであるLGCによって2007年に確立されました。

誠実なサプリメント事業者は、インフォームドチョイスをアスリートと活動的なライフスタイルを過ごしている人々が、より安全に使用できるよう保証するために、既存の品質保証システムの一部に組み込むことになります。

【インターテック】

インターテック(英: Intertek Group plc)は、イギリス・ロンドンに本拠を置き、試験、検査および認証を行う企業。認証企業として世界大手の一つです。

世界各地域に1000以上の事務所と研究所を持ち、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っています。

インフォームドチョイスは、アスリートに限った特典だけではなく、一般の方にも身体に負担のかかる成分がないかどうかの観点から、安心して服用できるという利点があります。

そして、インターテックでは、表示されている成分が、表示通りに含まれているかを検査されますので、逆にインターテック認証があると表示通りの含有量であるという証明にもなります。

ですから、自分の必要としている成分をしっかりと摂れるという信頼感を得ることができるかと思います。

その他、どのような場所で製造され、管理がしっかりされているかも大切な判断基準になります。

その中で代表的なものとして、GMP とJQAがあります。

【GMP】

GMPとは、Good Manufacturing Practice(適正製造規範)の略で、原材料の受け入れから製造、 出荷まで全ての過程において、製品が「安全」 に作られ、「一定の品質」が保たれるようにするための製造工程管理基準のことです。

【JQA】

一般財団法人日本品質保証機構(JQA)は、日本からの輸出品が所定の品質を満たしているかを第三者の公正な立場から検査・試験する機関として、1957年に設立されました。

公正な第三者機関として、マネジメントシステム・製品・環境等に関する認証・試験・検査等を実施することを主眼とした機関です。

以上、主だった認証機関についてこ案内しました。

サプリは、栄養補助食品して私たちの健康を維持するのに、とても大切なものの一つとなります。

そして、口にするものですから、如何に安全安心できるものであるのか、それと、せっかく大切なお金をはたいて購入するわけですから、自分にとって必要な成分がしっかり入っているか期待する効能を明確にしているものでないと勿体無くはないでしょうか。

サプリを購入される際にこういった認証機関で認証されたものかどうか、リーフレットなどにも記載されていますので、しっかりと確認してから購入されるのも得策かと思います。

皆様にとりまして、サプリなどの選び方のヒントにして頂けると、とても嬉しく思います。

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