脅威の痩せ菌、短鎖脂肪酸

いつもたくさんの方々にご訪問頂き、本当にありがとうございます。

ちなみに、今までと同じように生活を行い、食事もほとんど変わらないのに、何故か体重だけが増えてしまうといったご経験はおありではないですか。

実はそれは、加齢に伴い身体の代謝機能が衰えてしまっているからなのかもしれません。

この事は、それだけではなく、メタボリックシンドロームやロコモティブシンドロームなどの万病や大病にも繋がって行くリスクも増えているのです。

そこでなのですが、実は腸内環境を整えたり改善を行うことで、そういったリスクがかなり軽減されるかもしれないのです。

そのリスクの救世主の一つが、乳酸菌生産物質である短鎖脂肪酸です。

短鎖脂肪酸は、酢酸、酪酸、乳酸、プロピオン酸に分類され、腸内のpH値を安定させたり、せんもう運動の活性化や病原菌の増殖を抑えるなどの、私たちの身体にとって大変重要な働きをします。

しかも、脂肪細胞の暴走にブレーキをかけ、全身の代謝の活性化を促すなど、とても優れた働きをしてくれます。

実際、研究で明らかになっているのが、糖尿病につながる血糖値の上昇を抑制する働きが有るという事実があげられます。

短鎖脂肪酸が、インスリン抵抗性を抑制する作用が認められた事により、糖尿病の予防や改善に大きな期待が持たれているようです。

それに加えて継続的な服用で、肝機能の改善や脂質代謝に関しても、中性脂肪濃度に対する抑制効果が認められているとのことです。

そんな疾病の前段階にあたる、肥満やメタボリックシンドロームに陥りやすい体質改善にも、この事は大変期待されています。

なぜなら、脂肪取り込みメカニズムの制御と腸のせんもう運動を促進させることで、身体全体の代謝をアップさせることが認められているからです。

以上の事からも、乳酸菌生産物質である短鎖脂肪酸が、私たちの健康にどれだけ必要であるのかが、ご理解頂けるのではないかと思います。

私たちの第二の脳と言われる腸内環境を整えてあげるだけで、万病の元や生命に関わる疾病のリスクが、かなりの度合で軽減される可能性が有ることは、これからの私たちが健康的な生活を過ごす大きな鍵になるのではないかと考えられます。

そして、この乳酸菌生産物質の働きは、実はそれだけではないのです。

次回は、うつ病などの精神的な問題にも、解決策の糸口が見つかるかもしれないことをご紹介致します。

皆様とともに、日々心身健康で豊かに暮らせますことを、Heartful Placeは心より願っております。

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