4月30日からの冥王星逆行時に心得て頂きたいこと

いつもたくさんの方々にご覧頂きまして、心より感謝致します。

全天体順行しておりましたが、4月30日3時50分頃より冥王星が逆行を始めます。

この冥王星逆行は、10月9日まで続きます。

ここでのポイントは、

1.　物質や格差社会である地の時代を象徴する山羊座に冥王星が位置すること。

2.　牡羊座に私たちの潜在意識を表す月に傷やカルマのカイロンが並んで位置すること。

3.　MCとIC軸に対して左側に星座が多く集まっていることから自分軸が重要を意味する。

4.　癒しである魚座に同じ性質を持つ守護星座である海王星と愛と調和の金星に拡張を促す木星が位置すること。

以上のことを踏まえた上で、読み解いていきます。

この逆行期間は、私たちの魂の改革のチャンスであり、物質、地位や名誉を重んじることで格差社会を生んできた古い時代から脱却して、精神を重んじる新しいの時代へ移行するための大切な時間となります。

まず、冥王星は、「破壊と再生」を意味する星座です。

一見怖そうな性質と思われるかもしれませんが、古いものを一旦ゼロにして、一から新しいものを作り上げていくという、新しい世の中、ステージへ進むためには、必要になるエネルギーでもあります。

そんな大きなエネルギーを持つ冥王星の逆行時は、そのエネルギーが外側に向かうのではなく、内側に向かいます。

ですから、外に目を向けて新しいものを作り上げでいくよりは、根底にある根っこを見直していくことが望ましいのです。

それは、私たちの魂の根底にある部分をしっかりと見てあげて見直していく必要があると言うことです。

そう、この時期は、「本当の自分に生まれ変わるべき時」「自己改革」を意味するのです。

そのためにはどうあるべきか。

ここで大きな鍵となるのが、「自分軸」であることです。

今まで、外側に向けていた意識を自分自身に向けることと、他者の目を気にしたり、損得勘定や利害関係で、物事を選択しないことが大切なのです。

私たちは、長きに渡って自分の望む物質を得るため、認められることを目指して頑張ってきました。

自分のカラーを隠して他者に合わすこと、社会に染まることを当たり前として過ごして来られた方が多いと思います。

どんなに辛い状態であっても、本当の自分が望むことでないことも我慢して、受け入れてこられたことでしょう。

そんな毎日を当たり前として過ごすうちに、自分の本心、本当に望むことすらもわからなくなられてはいないでしょうか。

もし、そうであるのなら、新しい時代に向けてのテストがあなたの元にやってくるでしょう。

それは、あなたにとっては根底を覆す出来事であり、あなたにとって、ひょっとしたら、ネガティブに感じることかもしれません。

この時期のテーマの一つが、あなたのカルマの解消であったり、魂の浄化でもあります。

本来のあなたを知るための、本来のあなたとして生きていくための大きな改革なのです。

ですから、もし、あなたの中で、どうしても許せないこと、モヤモヤして心が晴れないことがあれば、あなたの中にあるシャドー(影)を見つめて下さい。

あなたにとってそれは見たくない部分かもしれません。

過去世からのカルマであったり、傷ついたインナーチャイルドが、深い心の傷となり、闇に葬られた心の部分を根底から見直し、大きな傷を負っていたご自身をヨシヨシしてあげて頂きたいのです。

そんなご自身を認めて許して差し上げた時にこそ、本来のあなたに還り、大きく運命が好転していくのです。

それは、草木を根っこの部分を掘り返して、今までより大きな新しい鉢に植え替えることで、さらに大きな花をたくさん咲かせるのと同じことなのです。

冥王星逆行の影響は、4月25日辺りから始まりますが、もし、あなたにとって試練だと思われることに遭遇されたのなら、決して不安や恐れを抱かずに「新しい自分になれるチャンス」と捉えて下さい。

冥王星は、ローマ神話の冥界神プルートから名付けられたのですが、一説には原子力のプルトニウムが語源とも言われています。

原子力はご存知のように使い方捉え方で、かなり大きく変わります。

ある時は、全てを破壊するものにもなりますし、ある時は、私たちの生活に欠かせない大きな役割も担っています。

物事に対しての良し悪しは、使い手や取り手によって変わります。

あなたに起こっていることは、全て必然であり、そのことを如何に自分にとっての喜びとして変えていくかは自分次第であると言うことなのです。

そう、あなたは、かけがえのない素晴らしい存在でいらっしゃいます。

宇宙や星々も愛と癒しのエネルギーを大きく広げて、あなたを応援して下さっています。

このブログをご覧になられた方は、偶然ではなく、新しいステージ、あなたの望むタイムラインへ移行できる方なのです。

そんな素晴らしいあなたであることをまず、あなたご自身が信じて差し上げて下さい。

いつも、皆さまの心身の健康と幸せを心より願っております。