2024年5月3日冥王星逆行期間で心得たいこと

いつもたくさの方々にご覧頂きまして、誠にありがとうございます。

4月25日までの水星逆行期間終了後、全天体が順行しておりました。

そして、2024年5月3日2時50分頃から10月12日まで冥王星が水瓶座において逆行を開始します。

まず、今年(2024年)に入ってからの冥王星の動きからご紹介致します。

  1. 1月21日  山羊座より水瓶座入り 冥王星順行
  2. 5月3日  水瓶座にて逆行開始
  3. 9月2日  冥王星逆行中に水瓶座より山羊座に戻る。
  4. 10月12日 山羊座において順行開始。
  5. 11月20日 山羊座より水瓶座へ完全移行。

このように2024年11月20日からは、冥王星が逆行期間を迎えても山羊座に移行することはなく、冥王星が2044年の20年間、水瓶座に留まることになります。

ちなみに、冥王星が山羊座へ完全移行したのが、2008年11月27日でした。

約14年間その山羊座に滞在しておりましたが、2023年3月24日に約240年ぶりに水瓶座へ移行し、冥王星の逆行などで山羊座と水瓶座を行ったり来たりしております。

さて、そんな冥王星は、どんな星なのでしょうか?

冥王星は、「破壊と再生」の星と言われています。

ですので、とても大きな変化をもたらす星でもある上に、地球からはかなり距離の離れた惑星ですので、比較的長い年月をかけてひつとのサインを移動し、個人的なことより、社会的な変化をもたらす星です。

こういったことから、留まるサインによってどのように社会が動いていくのかを過去の経緯で知ることが可能です。

それを参照にすることで、私たち一人一人の意識の持ち方でより良い社会やご自身の願望や夢の形成の参考にして頂けるかと思います。

さて、そんな冥王星に滞在していた山羊座はどんな星なのでしょうか?

そして、冥王星山羊座時代において、どのようなことが社会で起きたのかをおさらいをしたいと思います。

まず、山羊座は物質や古い伝統やしきたりを重んじる星です。

リーダーによって社会を形成することから、格差社会を生んだことが一つの特徴と言えます。

冥王星山羊座時代に入った2008年からの15年間を振り返ってみますと、その2008年といえば、リーマンショックにより金融の崩壊が起こった年でもあります。

それ以降も未知のウィルスなどにによって私たちの社会の仕組みや働き方に関しても大きな変革をもたらしたことと思います。

そう、冥王星山羊座時代は、今までの古いシステムや社会の仕組み時代を根底から変えていく流れを生んできました。

そして、これからの冥王星水瓶座時代は、どんな流れとなるのでしょうか?

水瓶座は、自由と博愛精神の強い星座です。

そして、守護星が「改革と革命、革新」の天王星であることから、変革をもたらす星といえます。

過去に起こった事柄としてフランス革命、産業革命、アメリカ独立宣言を果たしたことがあります。

当時は、絶対王政の中、格差社会において市民が自由を求めて、弾圧からの解放のため、古いしきたりや伝統的なものに対する見直しが起こった時期です。

こんな過去の経緯からもみて取れるように、私たちの今の社会そのものが大きく変化していくことになると感じます。

そんな時代背景を元にして、冥王星逆行に伴う影響や心得ておきたいことを読み解いていきます。

ちなみに参照としますのでが、逆行となった時間のホロスコープを使用します。(一般的に突入した日の時間のエネルギーで動くとされています。)

【逆行中における5月3日から9月2日までの冥王星水瓶座時代】

まず、天体が逆行することでどのような影響があるのでしょうか。

一般的にその星の本来の動きが発揮出来にくくなると言われています。

ここでいう冥王星の場合、世界的な規模の変革が鈍り、調整期間として捉えることが出来ます。

そして、世界的な変容、変革よりも私たち個人一人一人が、この期間を通して、今までのやり方を見直して、環境を整えて調整していく大切な期間となります。

そんなことを踏まえて、私たちの本心であり隠れた意識である月からみていきましょう。

1.月が第12ハウスにおいて水瓶座に位置する

第12ハウスは無意識の領域の室です。

このことから、私たちの深くにある無意識な領域で、今まで、抑圧されてきたり、古いしきたりに縛られてきたことに関して自由であり、自分というものをしっかりと確立していきたい願う人が多く現れてきそうです。

もし、心が晴れない体調がすぐれない感じる方がいらっしゃるのなら、この期間にご自身の深いところの本心をしっかりと見つめ直して頂くと良いかもしれません。

今回、左側に星が集まることから、特に自分自身の思考や行動で成長することが示唆されています。

ですから、他者の視点ではなく自分自身にとって何を望んでいるのかを見直す期間と言えそうです。

2.私たちの在り方や顕在意識の太陽が第2ハウスにおいて牡牛座に位置する。

第2ハウスはお金や才能を表す室です。

そこに感性と富など物質的な豊かさの牡牛座に太陽が位置します。

このことから、将来の安定性を求めて堅実的に土台を固めていきたいと言う願望を持つ傾向にあります。

常に豊かで穏やかでありたいと望まれるのではないでしょうか。

ここで大きなヒントとなるのが、「心地よさ」です。

牡牛座は、五感を楽しむ星ですので、常に自分にとって心地よくあることが大切になるのです。

牡牛座はゆっくりとしたペースの星でもありますので、何事も焦らす、一つ一つを大切に味わいながら過ごすことが、私たちにとって、大きな「豊かさ」を享受できる鍵となりそうです。

以上のことから、「豊か」でありたいと望むのなら、こうあらねばいけないと言った固定概念であったり、自分自身を縛っているものがあるのかどうかを見つめて差し上げることが大切な期間となりそうです。

そして、もっと自由で軽やかであることを心掛けて、あなたにしかない才能を活かせる生き方を選択するために今までのやり方を見直す期間と捉えて下さい。

そして、慌てず焦らず、一つ一つを丁寧に物事をこなし、常に心地よさを保つことで、自然と心や物質的な豊かさへと繋がると星たちが伝えてくれています。

次回は、9月2日8時59分頃から冥王星が水瓶座より山羊座に移行する期間のホロスコープを参照にして星の動きからどのようなことが起こるのか、どのように過ごすと良いのかを読み解いていきたいと思います。

本日も最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。

いつも皆さまの心身の健康と幸せを心より願っております。

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