5月16日蠍座満月と星からのメッセージ

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5月16日13時14分頃に蠍座において満月を迎えます。

今回は、皆既月食を伴い、ウエサク祭におこる特別な満月となります。

ウエサク祭は、太古の昔に金星よりサナトクマラと言われる天狗さんとも魔王ともいわれるスピリットが京都にある鞍馬の地に降り立ったことを祝う祭典です。

サナトクマラは、真実を見極める、覚醒を促す力のあるスピリットです。

そんな重要な満月となりますことをまずは念頭に置いて、今回の満月と星からのメッセージをお届け致します。

そのメッセージは、

「自分にとっての真実を見極める力を得る」

です。

ここで、ポイントをご紹介します。

1,　過去で学んだことを活かすドラゴンヘッドと目指したい自分の太陽と同じ配置であること。

2, 星の多くが、右上に集まっている＝DC〜MCの配置にあることから、社会的な広い観点で捉えることを示唆している。

3, 第7ハウスで木星、海王星、火星と、第5ハウスで冥王星が問題を調整するクレイドル(ゆりかご)を形成している。

この3点からまずは紐解いていきましょう。

今、水星の逆行もあり、いろいろな情報が錯綜し、コミニュケーションや伝達することで誤解を生じてしまう可能性があります。

そんな時期だからこそ、自分の発言や発信することに注意し、自分の価値観に縛られることなく、広い視点で社会や現実に起こっていることを見ることの大切さを教えてくれています。

情報や周りの人の言葉を何も考えることなく聞き流したり、鵜呑みにしたりして右往左往いるのではなく、あなたの眼でしっかりと確かめて、自分にとって心地よい情報なのかどうかを見極めていくことが必要です。

たとえ、自分とは違う意見であっても、ジャッジしないこと、そう、「正・悪」で争わないことも星が教えてくれています。

そもそも、私たちはいろんな魂のカラーがあり、その人によって生き方考え方が違います。

そんな特性を無視して、社会のカラーに染めることや合わすことを前提とすることや、正義という名の下にお互いが主張し合うことで、争いと不調和が起こるのです。

今、社会で起こっていることに対しても疑問すら感じなくなり、周りに合わすことばかりに囚われて、相手を尊重することなく自分の行いこそが正義てあるとで争うことに一喜一憂されてはおられないでしょうか。

そんな現実をあなたが心地よいかどうかを、一度感じてみて頂きたいのです。

そして、そんな縛られた世界から抜け出たいと思われるなら、星たちのメッセージがきっと、役立つはずです。

これは、クレイドル(ゆりかごと言われる台形の形)の一方に他者との関係性を表す第7ハウスに幸運の星、木星とエンパス(同調や共感)の海王星、大きくエネルギーを拡大する火星が位置し、もう片一方には、自分の人生をいかに面白いものにするかを表す第5ハウスに物質や格差社会の山羊座に冥王星が位置することから読み解けます。

そう、他者の気持ちになって考える力を身につけることで、「正悪」でジャッジせずに物事を見る力を得ることが出来ます。

自分と全く違う価値観や視点を知ることで、自分の古い価値観や今までの社会での固定概念に縛られていたことに気づくことになります。

そんな古い固定概念から脱出出来た時にこそ、知ることが出来る自分にとっては未知のより素晴らしい世界を体験できるのだと星たちが教えてくれているのです。

勿論、そんな価値観の違うお相手の観念に従うことはないのです。

あなたの心地よいと思う環境を選択し、作れば良いのです。

ただ、そこにはお相手に対しても、自分の考えを強要しないことが大切です。

お互いに尊重し合うだけで良いのですから。

そして、さらに私たちの豊かな願望を実現するための方法を、牡牛座にドラゴンヘッド、蠍座にドラゴンティルが位置することで読み解けます。

牡牛座には私たちの顕在意識である太陽、蠍座には潜在意識の月が今回配置されています。

この満月をより力強くメッセージを伝えてくれているのが、このドラゴンヘッドとドラゴンティルなのです。

私たちが過去で身につけてきたものが、自分自身への深い自己理解です。

これから学ぶこととして、現状維持に固執しないことと、感情的に判断するのではなく身体の感覚と物質的な面から自分の現状を捉えて、より豊かな生活を目指し、心地よい体験を重ねていくことが必要であると教えてくれています。