2024年7月2日海王星逆行時に大切なこと
いつもたくさんの方々にご覧頂きまして、誠にありがとうございます。
6月30日は、魚座に滞在する土星が逆行開始した日であり、「夏越の祓(なごしのはらえ)」でした。
半年の罪・ケガレを祓い、残り半年の無病息災を祈願する神事で、主な神社には“茅の輪(ちのわ)”が設置されます。
今年はなぜかその茅の輪くぐりをしてみたいと思い、西宮にある廣田神社へ行って参りました。
時間も遅かったこともあり、ゆっくりと参拝させて頂けました。
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さて、土星の逆行に引き続き、同じ魚座において、海王星が7月2日19時44分頃から12月8日まで逆行致します。
魚座の守護星が海王星ということもありますので、この両者のエネルギーの影響は大きいものとなります。
まず知って頂きたいのは、この魚座海王星期間が長期にわたって影響があるということです。
海王星は2012年から2025年まで、魚座に滞在します。
これはトータルで約13年という長期にわたるものなのですが、現在はまさにその最終段階といえます。
そう、来年3月には魚座を後にし、牡羊座へと移動しますので、約13年間の魚座滞在の集大成となります。
そんな海王星は夢や無意識、そしてスピリチュアリティを司る星であり、人々の無意識の世界に働きかけ変化を促します。
境界がなくなるということは、ものごとが繋がりやすくなるということでもあります。
「似たもの同士が集まる」という昔の諺にもあるように、人は同じような傾向を持つ人やものごと、できごとと繋がっていくものです。
このような繋がりを「縁」と呼びますが、まさに海王星は意識の水面下で「縁」を繋いでいく星でもあります。
近年特に、物質的なことから精神性を大切にする動きがあります。
それは、2020年に木星と土星が風のエレメントである水瓶座において重なる(会合する)グレートコンジャクションを始まりとして、これから200年ほど、地のエレメントから風のエレメントで会合することとなり、そんなことで風の時代と言われています。
それだけではなく地のエレメントである山羊座に滞在していた冥王星が、風のエレメントである水瓶座に完全移行しつつあります。
このことからもわかるように、物質や地位や名誉を手にすることで、喜びを見出していた私たちの意識は、心や魂、精神性を重んじる流れへと移ろうとしているのです。
そんな意味でも物質や損得勘定だけで繋がっていたご縁から、お互いに心を大切にしあえる仲間たちとご縁を繋いでいく時代へこれからどんどん加速していきます。
そんなご縁の繋がりの集大成とも言えるのが、今回の海王星逆行でもあります。
天体が逆行する時は、その天体のエネルギーが弱まる傾向にあるので、ある意味「見直し」に最適でもあります。
6月30日からの土星の逆行も同じ魚座で起こっていますので、テーマとしてはやはり、「地に足をつける」ことが大切なのです。
海王星が逆行する時は、フアフアと夢見がちになる傾向にあり、現実逃避や依存に注意が必要となります。
それを回避するためにも「地に足をつける」「自分軸であること」「ニュートラルであること」が必要なのです。
次に海王星が逆行を始める7月2日19時44分頃からのホロスコープから最適な過ごし方を更に紐解いていきましょう。
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1.月が第4ハウスで牡牛座に位置する。
「心地よい居場所を見つける」
第4ハウスは居場所であったりリラックス出来る場所を表す室です。
そして、月は私たちの無意識の領域です。
牡牛座は女性性であり、感性の星座ですから、あなたにとっての「心地よさ」「喜び」「楽しみ」と心から感じる居場所が大切となります。
2.月が、改革の天王星と結びの0度、破壊と再生の冥王星と循環を生む120度に位置する。
「固定概念を根底から覆すことで、心の解放が生まれる」
もし、何となく自分が何をしたいのか、どうすれば良いのかわからないと思われているのなら、私たちがずっと培ってきた価値観であったり、当たり前として捉えていた思いや考え方、固定概念を根底から覆すことが必要となります。
それは、「〜をしなければならない」であったり、「常識・非常識とか自分の中でジャッジしていること」、「一般的にみて」とか、自分の中で当たり前として捉えていることにもあたります。
もし、何か心に留まることがあれば、今一度ご自身の心を内観されることも大切となります。
3.在り方や行動の太陽が第6ハウスで蟹座に位置し、金星が結びの0度にある。
「自分を大切に労わる」
第6ハウスのテーマの一つとして「健康」があります。
そして、蟹座は「大切なものを守る」、そんな星座でもあります。
金星は五感や感性の星座です。
ですので、あなたが美味しいと思うものを食したり、心地よいと思う香りや音楽の奏でる空間の中でゆっくりとした時間を楽しむことが大切になります。
そう、私たちは肉体や精神が健康であってこそ、楽しみや心地よさを感じるわけですから、まずはあなた自身の大切な身体を健康的に保つ意味で、労って差し上げることを心がけられることが重要なのです。
今、いろいろなことが起こり、情報もたくさん錯綜しています。
そんな中で、一喜一憂したり、惑わされることのないようにしっかりと「地に足をつけて」他者の目ではなく、自分はどう感じるのかどうしたいのかを見極めいいくことが大切です。
あなたの世界はあなただけの世界であり、人と違って良いのです、
違うからといって他者を非難すること、ジャッジすることもないのです。
あなたにとって心地よいと思うことに意識を向けて、今を楽しむことで、あなたが望む世界が現実化するのです。
人と比較するのではなく、お互いに尊重し、生かし合う世の中へと移行しつつあります。
あなたと同じ思いや志の方々が遠い昔の縁(えにし)により、引き寄せあい集まっていきます。
そして、お互いに和をもって尊しと成していくのです。
いつも皆さまの心身の健康と幸せを心より願っております。
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