月の満ち欠けを上手く活用する方法
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早速ですが、7月10日10時17分頃に蟹座新月を迎えます。

私たちは、月の満ち欠けにとても影響を受けて生活をしています。
月の満ち欠けは、引力により潮の満ち引きをおこします。
月の引力によって海水が引き寄せられたところは「満潮」となり、海水が少なくなるところは「干潮」となります。
地球全体に広がる海をも動かす月が、水を多量に含む私たちの体に及ぼす影響は、計り知れません。
そこで、月の満ち欠けで私たちの身心にどのような影響があるのか、そして、その活用術についてご紹介します。
まず、新月から満月へ移行する期間は、生活習慣を見直すチャンスとなります。
この時期、満月に向かって、少しずつ体のエネルギー(気)が増えて、全身を巡りはじめます。月が満ちていくのに合わせて、体調も昇り調子になり、この時期が一番体調や精神を整え、リラックスさせるのに適しているのです。
新月から満月までの「満ちていく月の期間」は、「吸収」「休養」「学習」の時、エネルギーを取り込んで成長する時期です。
新月から満月へ変化する間は、黄体ホルモンの分泌量が増えやすい時期でもあり、少しずつ身体のエネルギーが増えて全身を巡りはじめるので、この時期は食べ過ぎると、体が栄養を吸収して太りやすくなりますので、注意が必要です。
次に満月時は、活発化するタイミングですが、空回りに注意しましょう。
満月の頃は“収穫”の時期。エネルギーがピークに達し、血液の巡りも良くなり、栄養や酸素などが身体を巡り、日々の活動も活発化するといいます。
仕事や趣味などに活したいものです。
ただし、エネルギーが充満しているので、その分、空回りをしやすかったり、気分が落ち込んだりしてしまうこともあります。
それを紛らわそうとして、甘いものや脂っこいもの、アルコールなどに走ってしまうのは厳禁。
溜め込む力が強く、むくみやすく太りやすい時期でもあるのです。
30分ぐらいのウォーキングなどで軽く汗を流したり、お好きな空間の中で、心の充実をはかるといいでしょう。
アロマテラピーなどを取り入れて、エネルギーを循環させるのも効果が期待出来ます。
最後に満月から新月に向かう期間は、デトックスが大きなテーマとなります。
満月から新月までの「欠けていく月の期間」は、「発散」「放出」「デトックス」の時で、エネルギーを出して浄化するパワーが高まっていく時期なのです
満月でエネルギーが充満し活発に活動した後は、“回復”が必要になるといいます。
エネルギーは一本調子で増えるわけではないので、使った分を回復させるという循環が必要です。
そこで、この時期は休息しながら、次の計画を立てるのに良い時期となります。
体も、エネルギー不足で無理がきかなくなってきているので、栄養や睡眠が必要です。
食生活は、山芋や豚肉など滋養のあるものを食べるのがベストです。
また、溜め込んだものを捨てる時期ですので、白湯を飲むなどして体内のデトックスもおすすめです。
そして、不要なものは捨てる、など身の回りのことを見直してみても良いかも知れません。
こうやって、自然のサイクルやバイオリズムに合わせて生活することは、私たちの肉体だけではなく精神にとっても、非常に健康的で、良い循環を育んでいくのではと思います。
何か、参考にして頂けると嬉しいです。