知っておきたい世界の水事情
いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。
梅雨休みのような天気から一転して、また、梅雨空が戻って来た感じです。
局地的な大雨に見舞われる地域もあると思いますので、どうぞ、お気を付けてお過ごし下さい。
こんな異常なくらいの大雨もやはり、私たちの生活を優先するあまりに、森林の破壊や科学技術の発展で自然のサイクルやバランスが乱された結果ではないかと大変危惧致しております。

ところで、地球上で飲める水の割合はご存知でしょうか?
調べてみるとびっくりした事実がありました。
地球上の97.5%は海水で、氷河や地下水はわずか2.49%。
そして、飲める水の割合は、わずか0.01%なのだそうです。
そんな貴重な飲める水なのに、先ほどもお話し致しましたが、森林破壊で枯渇化し、科学技術の発展で水質が汚染されている現状で、さらに飲める水が減少しているのだそうです。
私たち人間の身体の70%以上が水分で出来ていますし、1日に排出される水分量は約2〜2.5リットルです。
もし、仮に体重60kgの方なら水分は42kgとなりますので、やはり毎日2.5リットルの水分が必要になってくるというわけです。
それなのにも関わらず、世界で水道水を飲める国は、私たち日本を含むわずか15ヶ国しかありません。
しかも、水の価値は全世界共通ではなく、賃金の5割を費やさないと生きられない国もあります。
私たち日本人は、水道の蛇口を開けるだけで簡単に水を得ることが出来ますし、そんなに水に対しての価値を感じられたことはないかも知れません。
しかし、自然のサイクルやバランスを崩す生活を当たり前にして生きて行くことは、今の自分たちは勿論のこと、これからの地球や人々のために食い止めていくことが、私たち人間の義務であり責任ではないかと強く感じます。