元気な身体の土台作りに必要なミネラル
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今日から6月に入り、暦の上では、一粒万倍日と天恩日が重なった縁起の良い日となります。
一粒万倍日は、「一粒のモミが万倍にも実る稲穂になる」
そして、天恩日は、「天からの恩ある日で、良きことを実行するのにもって来いの日」ですので、もし、何か、物事をスタートされるには、とても最適な日となるようです。
私たちは、こうやって昔から、先人の知恵として当たり前に受け継がれた風習や事柄があります。
特に日本人は、不思議と普段は無信心であっても、新年は初詣で神社にお参りしたり、ご仏壇で故人を偲んで手を合わせたりと、何気にさせて頂く習慣が存在します。
そして、「気」といわれる目には見えないものを何らか感じ取ったり、感じるまでは至らなくても、そんな流れの良し悪しを心の奥底では信じておられる方が多いと思います。
私たち人間や生物だけでなく、物質やあらゆるものには「気」であるエネルギーが存在します。
ですから、「元気」「病気」と言った言葉の意味には、元々ある気で満たされている状態を元気と言い、逆に気が病んだ状態(枯れた状態)を病気と表現するのだと思います。
私たちが、元気でいることは、土台である肉体や細胞全てを如何に元の状態を保つか、そして、気であるエネルギーを滞りなく循環させていくことが、大きな鍵になると思います。
今までは、貧血だから鉄分を補うとか、自分に不足しているものに対して、補うことに着目されて来たかもしれません。
しかし、土台である肉体は、欠けているものだけではなくバランスを整えることからが必要なのだと思います。
例えば、リービッヒの法則があります。

このようにそれぞれの要素・要因が互いに補い合う場合があり、最小律は必ずしも定まるものではない、とされていています。
要は、足りないものばかり補っても必ずしも少ないところが、満たされるわけではないので、足りないものだけを補ってもあまり意味がないということを証明しています。
私たちの身体の土台作りに必要な栄養素の代表は、なんと言ってもミネラルです。
このミネラルをバランス良く取ることで、しっかりした身体の土台を作り、私たちの必要なビタミンや酵素などの栄養素を取り入れれば、より「元気」で「健康的」な身体作りになるのではと思います。