人類が肥満との闘いになったわけ
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度重なる台風や大雨で、被害を被られた方々が、1日も早く元の生活に戻られますことを心より願っております。
暑さ寒さも彼岸までと言われますが、あの猛暑の日々から、すっかり秋の気配を感じる今日この頃です。
秋といえば、食欲の秋。
美味しいものがたくさんで、ついつい食べ過ぎてしまう経験はおありでしょう。
そして、やはりに気になるのが、体重です。
若い頃は、いくら食べても太らないし、少し動けば、すぐに痩せることができたと思いますが、歳を重ねる毎に中々そうはいかなくなって来たのではと思います。
そもそも、人類は、「飢えとの闘い」を繰り返して来ました。
次の飢えに備えて、余ったエネルギーを脂肪として蓄えるように進化して来たのです。
今、先進国などで肥満率が高くなっているのは、人類の歴史上最も食べ物が豊富になってきているからなのです。
数々の食品が、種類も豊富で手軽に手に入れられるため、私たちはいつでも食べたいものを食べたいだけ食べることが出来ます。

それは、とても幸せなことではあるのですが、身体にとっては余った脂肪を蓄えてしまい、いろいろな疾病の元になってしまっています。
そんな、私たちの健康を脅かす肥満の原因とは何なのでしょうか。
- 食べ過ぎ
- 基礎代謝の低下
- 筋肉量やエネルギーの低下
食べ過ぎの原因として挙げられるのが、大きく分けて2つ有ります。
まず、食事の質の低下により必須栄養が足りていないめ、脳が満たされていないと勘違いしてしまうことで、過食に陥ることがあげられます。
そもそも、現在の野菜なども、栄養素が低下している上に添加物によってミネラル不足になり、いくら食べていても、カロリーだけがオーバーして必須栄養不足に陥ってしまっているのです。
そして、次にストレス。
ストレスにより、食欲が増して止まらなくなり、過食に走ることがあります。
お酒の好きな方だと、ストレスの発散方法と称してついつい深酒をしてしまう経験をされた方も多いのではないでしょうか。
私たちは、満たされない部分を食などで補おうとしてしまう傾向にあり、ストレスで過食に走ってしまうケースも多いようです。
その他、
加齢と運動不足による基礎代謝や筋肉量、エネルギーの低下なども大きな原因です。
そもそも、エネルギーが低くなると運動をしたくなくなり、少しの運動量でも疲れる。
だから、余計に運動しないといった悪循環にも陥ってしまいます。
肥満は、糖尿病など私たちの健康を脅かす大きな要因の一つです。
それだけではなく、メタボリックシンドロームからロコモティブシンドロームとなり、やがて認知症へと発展して行くとも言われています。
命に関わる疾病の大半が、肥満から来るものが多いとされています。
そんな、人類の大きな闘いであり課題である「肥満」を解消し、健康で自由に動ける身体を手に入れるためのダイエットについて、次回は検証していきたいと思います。
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