グルテンフリーとグルテンカット

いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。

さて本日は、前回の続きのようなものなのですが、「グルテンカット」という事についてお話をさせて頂きたいと思います。

前回のブログはこちらです↓

グルテンを全く摂取しない「グルテンフリー」という生活を体験された方は、少なからず一時期は軽い体調不良に陥られるということです。

まず、便秘がちになる方が、ある程度の割合で見受けられます。

小麦粉には、食物繊維をはじめとした栄養成分が豊富に含まれています。

その小麦を避けた結果、食物繊維不足など栄養の偏りが起き、逆に便秘になってしまうというのです。

食物繊維は便秘の改善に役立つだけでなく、腸内細菌にとっても大事な栄養源です。

これは、意識して多くの食物繊維を含んだ食物等を摂るようにして頂ければ解消します。

次に、好きな食べ物を制限してしまうことから来る、ストレス起因の体調不良です。

グルテンが含まれているのはパンや麺だけでなく、醤油などの調味料まで様々。

グルテンフリー生活を本気でやろうと思えば、厳しい食事制限をする必要があります。

友人や同僚とご飯に行く際にも、相手に気をつかってもらう必要が出てしまうかもしれません。

それに、健康や美容のためとは言え、わざわざ好物であるパスタやラーメンを禁止するのは、苦痛に感じる方も多いのではないでしょうか?

そこで、「グルテンカット」という選択肢の登場です。

グルテンは摂取をしすぎることで、腸壁を傷つける原因となってしまうことに間違いはありませんが、少量であればそこまで悪影響はないと考えられています。

グルテンの恐ろしさを知り、少しずつでも小麦を食べる量が減れば、それだけで大きな価値があると考えています。

そこで、グルテンカット生活の強力な助っ人「オメガ3脂肪酸」。

魚やナッツ類に含まれている油の一種です。

DHAEPAという名前の方が、聞き馴染みがあるかもしれません。

オメガ3脂肪酸は、優れた抗炎症作用を持っています。

この作用があることによって、グルテンで傷ついた腸を修復してくれます。

つまり、オメガ3脂肪酸は、腸に開いた穴を塞ぐ「絆創膏」のような役割を担ってくれるのです。

さらに、オメガ3脂肪酸は腸内細菌を整える効果も持っているため、菌ケア的に見てもとっても良い成分なのです。

そこで、もしお昼ご飯にパスタやラーメンなどを食べてしまった場合は、夕飯には魚料理を食べてみて下さい。

魚料理以外にも、煮物やお浸しなど日本食には腸内細菌を育てる成分が豊富に含まれているので、腸内環境を整えることにも繋がり一石二鳥です。

また、おやつ時にナッツ類を摂取して頂くことも、かなり効果的なチョイスだと思います。

無理のない範囲で、グルテンの摂取を控える「グルテンカット生活」。

あなたも実践してみては、いかがでしょうか?

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