健康長寿の要は腸にあるって本当?!

いつもたくさんの方々にご訪問頂きまして、誠にありがとうございます。

暖かな日々も増え、桜の開花がとても楽しみな季節となりました。

そんな自然の美しさを心から感じ喜ぶには、やはり、私たちの身心が健康であることが大切なのではと感じます。

長寿大国日本といわれておりますが、実際、健康的に過ごせる健康寿命となると大きく時間差があるのはご存知でしょうか?

長生きは出来ても、何らかの理由で介助者の手を借りないと生活がままならないと云われる方が多くなってきているのが、近年の現状ではないかと思います。

そんなことで、私自身もそうですが、身心ともに健康で長生きをしたいと願う方は決して少なくないのではないでしょうか。

そこで、そんな私たちが、いつまでも健康で元気で過ごせる鍵となるものを少しずつですが、ご紹介させて頂きますので、何かのヒントになれば嬉しく思います。

まず今回は、腸内環境について何回かに分けてご紹介したいと思います。

ご存知の方も多いかと思いますが、近年の研究で腸内環境を整えることが、長寿の第一歩と言われています。

腸は、脳からの指令がなくても独自で働く、「第二の脳」と言われています。

そして、その腸の中には、約1000種類・100兆個といわれる腸内細菌が存在するそうです。

その腸内細菌は、「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の大きく分けて3つに分類されます。

「善玉菌」は、乳酸菌やビフィズス菌などで、発酵活動を行って乳酸や酢酸を作り出します。

「悪玉菌」は、大腸菌やウェルシュ菌などで、腐敗活動を行って毒性の有る排出物を作り出します。

「日和見菌」は、善玉菌の味方にもなり、悪玉菌の味方にもなったりします。

この細菌達の種類や比率は人によって違いますが、一番大切なのは、これらの腸内細菌のバランスが、健康であるための要になると言われています。

そう、最近よく耳にする「腸活」は、善玉菌・悪玉菌・日和見菌のバランスを良い状態に保つことで善玉菌の働きを高めることにあります。

その理想のバランス状態とされるのは、「善玉菌」2割・「悪玉菌」1割・「日和見菌」7割です。

その腸内細菌のバランスが崩れると、免疫力低下や代謝が衰え、風邪や花粉症などの感染症リスクが高まり、肥満や冷え、糖尿病の病にも発展する可能性が示唆されています。

その他、大腸などの消化器系の病だけでなく、脳や神経に関わる病であったり、お肌などの衰えにも関係すると言われています。

そんな生命にも関わる病の大きな要因となっている腸内環境は、どのようにして整えていけば良いのか。

そのヒントになるのが、近年取り沙汰されている、乳酸菌によって作り出される発酵代謝産物である「乳酸菌生産物質」に重要な鍵があることが解ってきました。

次回はその「乳酸菌生産物質」について検証していきたいと思います。

※ これらは、医学博士や見識者の書かれた書物からの紹介であることと、自分自身が体験した個人的主観であることをご理解の上、お読み頂けばと思います。

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